当ページはディケイドのカードの作成方法をイライラムカムカしながら屈辱感にまみれて学びたい方の為に作成されました。
読みながら「意味わからん」「こいつうぜー!」などと感じて頂ければ何よりです。

091115(NEW)参考までに、今まで作ったカードをまとめてみましたのでご笑覧ください。


まず始めに、解説とかは苦手なので分かりにくい部分もあるかと思います。
実際、かなり適当に作ってます。
どうしても分からない部分があれば改めて解説しますが
できるだけ自力でいろいろ試してみましょう。
言い訳に聞こえるでしょうが、それが上達への道です。

今回は誰でも入手できるGIMPを使用して製作してみます。
GIMPに関して詳しく知りたい方はこちらを参照してください。
GIMP Part19
実はGIMPは使ったことないので使い方が変な部分もあるかと思いますが、ご了承ください。

まずはカード素体の解説です。こちらからダウンロードしてください。
以前に配布したものよりも、さらに余分な部分を削ってシンプルにしてあります。
この素体を元に作成していきます。

10/02/20 追加 FFR用素体

こういう構造になっています

レイヤー部分の見づらい解説
画像では全部は見えてませんが、適当に理解してください。

@
MASKED RIDER

A
KAMENRIDE
FORMRIDE
ATTACKRIDE

B
11-バーコード
10-バーコード
9-バーコード
8-バーコード
7-バーコード
6-バーコード
5-バーコード
4-バーコード
3-バーコード
2-バーコード
1-バーコード
下段-バーコード

C
カード枠タイプ1
カード枠タイプ2

D
背景B
背景B灰
背景B青
ディケイド
ディエンド
FKR

@はこの位置に表示する文字です
 カメンライド時にはMASKED RIDER
 アタックライド時にはそれぞれのライダー名を入れます

Aはカードの種類をあらわす文字です
 上記3種の中から適時選んでください

Bはバーコードの製造用レイヤーです
 1〜11までをオン・オフすることでバーコードを作ります

Cはカードの枠の種類です
 タイプ1は通常タイプ、タイプ2はロングタイプです

Dはカードの背景です
 背景B、背景B灰、背景B青は背景のバーコード部分。少しずつ色を変えてます
 ディケイド、ディエンド、FKRは背景の色。
 とりあえずこの3種ずつをデフォルトとして用意してますが
 作りたいカードに合わせて適当に新規作成してください。



製作手順
実際にカードを作るには、この素体に加えて
ライダーの素材
ライダーの名前
エンブレム2種
バーコード
この4つを作る必要があります。
事前にこのフォント(DCD-F ver.2)をインストールしておきます。

まずはライダーの素材から説明します

まずは使う素材を用意します。
今回は例としてこの画像を使ってみます。



この画像を、新規オープンします

@素材の切り取り
素材画像を開き、切り取っていきます。
使うツールは「自由選択」ツール

これを使っておおまかに切り取ります

こんな感じに囲ってからコピーしてください


続いて
カード素体を新規オープン


新規レイヤー作成して


ペースト


フローティングレイヤーの固定


新規レイヤーは切り抜き作業をしやすいようレイヤー層の一番上にしてください


そして位置とサイズを調整します
サイズ変更はこのツール


この際、縦横比を維持のチェックを入れておいてください


続いて位置調整、このツールです


さて、現在こういう形になっております。



切り抜き作業に入ります
画像は大きめに拡大表示した方がやりやすいでしょう


使うツールはこの「消しゴム」ツール


これでもって画像を境界線にそってえぐっていきます。


場合によっては背景を切り替えてみても作業しやすいかもしれません


失敗してもCtrl+Zでいくらでもやり直しできます。思い切ってがんがんいきましょう。
こんな感じになりました


次に周囲の余分な部分を消していきます。
消しゴムツールで消していくのもよし、
自由選択ツールでかこんでdeleteで消していくもよし、

やりやすい方法でやってください

完了


今度は縁にぼかし加工をかけます。
この作業によって背景となじみやすくなり、違和感の少ない画像になります。
使うツールはこれ


やはり画像を拡大した方がやりやすいでしょう
ぼかしツールで切り取った縁をぼかしていきます。
ぼかすのは縁だけで十分です。ぼかしすぎないよう気をつけましょう


作業完了しました。
切り抜いた直後と見比べてみてください。印象が柔らかくなっていると思います。
 

では、画像を正しいレイヤー位置に移動させてみましょう


少し位置が微妙かな?また移動ツールで微調整します。



今度は背後のエンブレムです
今回はこの画像を用意しました


使うツールはこれ「色域を選択」


白い部分をクリックすると自動的にエンブレム部分のみを選択してくれます


先ほどと同じように新規レイヤーとして貼り付けます


やはり同じように大きさ、位置を調整した後にライダー画像の裏にレイヤー位置を移動させます


続いて右下のエンブレムです
先ほどのエンブレムのレイヤーを複製します


レイヤー位置を一番上に移動させたら、やはり先ほどと同じく「色域を選択」ツールでエンブレム部分を選択し
次に「塗りつぶし」ツールで黒に変更します
「選択範囲を塗りつぶす」チェックを入れておけば一発で全部塗りつぶせます


大きさと位置を変更


かなり感じが出てきました

そろそろ最終段階です。文字を入れていきましょう。
KAMENRIDEにするかFORMRIDEにするかは各人の判断次第ですが
今回はFORMRIDEでいきます。
このレイヤーの表示チェックを入れます


名前を入れます。「テキスト」ツールを使いましょう。


フォーム名も入れましょう


サイズが合わないので「拡大・縮小」ツールにて変形させます。
縦横比を維持のチェックは外しておきましょう。


そろそろ大詰めです。
背景を仕上げましょう。
フォームライドの場合、背景の色は各フォームのイメージカラーになりますね。
グローイングフォームのイメージは白だと思いますが、そうするとエンブレムも白なので混じってしまいます。
なので今回はディエンド用の背景をそのまま利用することにします。
他の色にしたい方は各自で適当に準備してください。
背景バーコードのチェックを入れます。


エンブレムを透過させます。



ライダーの背後のオーラ?部分を作ります。
まずはライダーの画像のレイヤーを2枚複製します。


作るオーラの色に合わせて画像を調整します。
今回は白のイメージということで、手っ取り早く明るさをガンガン上げてみました。



他の色にしたい場合は、カラーバランス、色相彩度などの他のメニューをいろいろいじって調整してください。

色を調整したらモーションぼかしを使用して加工します


パラメータはとりあえずこんな感じにしてみてます。
気に入らなかったら適時調整してください。
なお先ほど2枚レイヤーを複製しましたが1枚は角度を0度に、もう1枚は180度としてください。
0度

180度

レイヤー順を調整するとこんな感じになります。


いよいよ最後の仕上げ、バーコードの製作です。
カード素体のレイヤーBの部分を適時オン・オフして作りましょう。
今回はフォームライドクウガという事でこんな感じになってます。

バーコードの種類についてはこちらを参照してください
DXディケイドライバーまとめ

カードはこれにて完成です。
あとはjpg、pngなど、好きな形式にて出力しましょう。

さて、ここまで作っておいてなんですがFORMRIDEなのに画像は完全にKAMENRIDEの形式ですね。
今回は作例という事で細かい事は気にしないようにしましょう、うん、それがいい。

以上が大体の作り方です。後は各自いろいろ工夫を重ねて楽しいカード製作ライフをお過ごしください。


ここまでがんばったあなたにごほうびです。 inserted by FC2 system